2021.04.11
今回は診療にあたり、よしなが在宅クリニックが大切にしている事をお話したいと思います。
どうしたら頼ってもらえるのか
を私たちは考えます。
頼って下さい
すぐにできる方もいれば、時間を必要とする方もいます。
何でも話してください
すぐに話せる人もいれば、うまく伝えられない方もいます。
患者さんと在宅医療を提供する私たちの関係は、単なる“患者と医療従事者”以上に親密なものであるべきです。
それに患者さんご本人だけではなく、ご家族の心の支えにもなりたいと思っております。
ご本人がご家族に伝えられない想い、
ご家族がご本人に伝えられない想い、
お一人暮らしの方の想い、
どれも受け入れ、支えます。
誰にも聞いてもらえずに、気付かれなかった想いにも寄り添います。
私たちに信頼感、安心感を持ってもらえたらなと思います。
ぬくもりを感じる距離、を私たちは大切にしています。
マスクが外せなくなってしまい、距離をとることを強いられる昨今、お互いの想いをうまく伝えることはできなくなってしまったのでしょうか。
そうではないと思います。
マスク越しの表情・会話や文章だけでもぬくもりを感じてもらう事は可能だと思います。
目は口程に物を言うといいますし、目元の表情、話し方や仕草だけでも想いは伝わります。
私たちにとって都合のいい距離感ではなく、一人一人に合った距離感で患者さんを支えるクリニックでありたいと思っています。